こんにちは。2人(11歳,7歳)の子育てをしながら、主夫と時感術コーチを両立しているえびちゃんです。最近「家事育児と仕事、全部やろうとしたら24時間じゃ足りない!」って思うことありませんか?
僕もそうでした。特に通勤が往復4時間だったころは「分身がいないと成り立たない。誰でもいいから助けて」と思ってました。
でも、ちょっとした工夫を積み重ねていくことで時間の使い方が大きく変わり始め「もう無理っ」という状態から副業時間を2時間生み出すことに成功。今は個人事業主として時間にもゆとりを持てるようになりました。
往復4時間時代の時間管理方法が僕の「時感術講座」をつくった原型にもなっています。そんな経験をもとに、忙しいママの皆さんに「両立」のコツをお伝えしたいと思います。
両立って何?働くママの現状と課題
まず「両立」って何でしょうか?辞書で調べてみると意味は「2つのことを同時に成り立たせること」。これを僕らに置き換えてみると育児家事と仕事の両立は「家族の幸せと自分の夢を同時に叶えること」と言い換えられます。簡単じゃないですよね。でも、決して不可能じゃありません。
現状を見てみましょう。総務省の統計によると、共働き世帯は年々増加し、2021年には約1,250万世帯(68.8%)に。その一方で、6歳未満の子どもがいる夫婦の家事・育児時間を見ると、妻が1日約6時間半、夫が約1時間半。圧倒的に女性が家事育児に関わる時間が大きいんです。
- 時間不足:家事、育児、仕事、どれも大切だけど、全部やる時間がない。
- 心理的プレッシャー:「完璧なママでいなきゃ」というプレッシャー
- キャリアの停滞:育児優先で仕事が思うように進まない。
でも、これらの課題には解決策があるので大丈夫。次からは具体的な対策を見ていきましょう。
どう両立する?2つの大事な視点
さて、ここからが本番です。家事育児と仕事を両立するために必要なモノ。
それは「優先順位と時間配分」
優先順位とは文字通り、みなさんが大事にしたいモノから順に順位をつけること。
そして、決めた優先順位に従って時間を配分するということです。
優先順位の決め方
文字にしてしまうと簡単なのですが、実行するのが難しい課題なのです。なぜなら、家事・育児・仕事・趣味・勉強…そもそもが順位がつけにくい大切なものだから。
「全部大事で順位なんてつけられない」
そう思う気持ちはすごく分かりますが、全部を等しく頑張ろうとしたら、3人いないと両立できません。
ここは心を鬼にして順位を決める必要があります。僕のおススメは以下の手順。
1.大切なものを3位まで決める
2.4位以下は今は大切にしまっておく
3.1~3位までが占める割合を決める
4.定期的(3~6か月ごと)に見直す
繰り返しになりますが、みなさんが生きる上で不要なことはありません。
例えるなら全部がお気に入りのアクセサリーのようなもの。優先順位をつけると聞くと「全部大事だから何かを捨てるなんてムリ」と感じる方がいらっしゃいます。
ご安心ください!捨てるのではなく大切にしまっておくのです。4位以下は将来の楽しみとして、ジュエリーボックスにしまっておいてください。いつか、順位が入れ替わる日が来るので楽しみにしていましょう。
時間の配分方法
優先順位を決めた1~3位を時間配分するのですが、すべてを同列(33%)にする必要はありません。割合を変えてみて、その割合にそって時間を配分してみましょう。定期的な見直しも絶大な効果を発揮しますね。
話は少し脱線しますが。
2023年9月に副業で時感術を立ち上げた当初の僕の優先順位と時間配分は以下の通りです。
1.時感術 (45%)
2.本業 (40%)
3.家事育児 (15%)
往復4時間の通勤のため、家事育児には残された時間しか参加できませんでした。
家族に辛い思いをさせましたが、起業したい意思を伝えて協力してもらいました。
2024年4月に息子が小学校に進学した際に優先順位の見直しました。
1.時感術 (45%)
2.家事育児 (30%)
3.本業 (25%)
6月に退職も決定していたので、有休を使いながら家事育児の優先順位を上げたのです。
このような感じで、優先順位は定期的に変えて問題ありません。むしろ、お子さんが成長したり環境が変わっているのに優先順位を変えない方が不具合を生み出してしまいます。
ここまで家事育児と仕事の両立に必要な大きな方針を決める方法をお伝えしました。では次に具体的な時間をふやすコツをお話しします。
時間をふやす具体策7選!
それでは、実際に明日からできる時間をふやす具体策を7つご紹介します。
① 時間の見える化
5日分の生活を1時間単位で書き出してみましょう。平日と休日を両方書くとBest。
意外な時間の無駄や、工夫の余地が見えてきます。例えば、僕の場合、子どもの送迎
を一緒に歩くことで運動時間に置き換えるようになりました。
② 家事の効率化
時短家電やサービスを積極的に活用しましょう。時間をふやすのにかかる費用は大事
な投資です。
- ロボット掃除機:留守中に掃除してくれる
- 食洗機:夜の食器洗いの時間を短縮
- ネットスーパー:買い物時間を削減
③ 家族で分担
家事は家族みんなでやるもの。子どもにも年齢に合わせてお手伝いを頼みましょう。
夫婦で家事分担表を”話し合いながら”作るのも効果的です。
④ 「完璧」を目指さない
全てを100点でこなす時間は僕らにはありません。60点でOKという気持ちで臨むことで
心理的な負担も減りますよ。
⑤ 自分時間の確保
家事育児に追われていると、自分の時間がなくなりがち。でも、これが一番危険。
少なくとも週に1回でも良いので、自分のための時間を作りましょう。
リフレッシュできれば、家事育児も仕事も効率アップ!
⑥ 朝(夜)活のすすめ
朝早く起きても良し、夜家族が寝てからでも良し。好きな時間帯で1~2時間を自分のた
めに使う。この習慣を身につけるだけで、生活が大きく変わります。
⑦ 外部サービスの利用
託児サービスや家事代行サービスなど、外部の力を借りるのも一つの手。初めは罪悪感
やもったいなさを感じるかもしれませんが、時間を買うと思えば賢い選択です。
これらのコツを、自分の生活に合わせて少しずつ取り入れてみてください。すぐに全部はできなくても大丈夫。少しずつ改善していけば、必ず両立への道は開けます。
実践例から学ぶ!成功するママの1日
では最後に、これらのコツを実践しているママの1日をご紹介します。もちろん、これが全てではありません。皆さんの生活に合わせて、アレンジしてくださいね。
Aさん(夫と小学2年生の娘、3歳の息子の4人家族)
職業:週4日勤務の会社員+副業
5:30 起床、朝活(副業)
6:00 朝食準備、お弁当作り
7:00 家族起床、朝食
8:00 子どもたちを送り出し、出勤準備
8:30 出勤(車で20分)
9:00-17:00 会社勤務 (昼休みにネットスーパーで買い物)
17:30 帰宅、洗濯機を回す
18:00 夕食準備(下準備は前日に済ませておく)
19:00 家族で夕食
20:00 子どもたちの入浴・宿題チェック (夫が食器洗いと子どもの寝かしつけを担当) 21:00 翌日の準備、少し家事
22:00 自分の時間(趣味や副業)
23:00 就寝
Aさんのポイント:
- 自分の時間を確保
- 前日の下準備で夕食時間を短縮
- 夫との家事分担をしっかり決めている
- 昼休みを有効活用
- 寝る前の1時間を自分のために使う
Aさんは言います。「完璧を目指すのはやめました。その代わり、自分にとって譲れないものを決めて、そこだけは妥協しないようにしています。うちの場合は、家族での夕食の時間。これだけは絶対に確保するようにしているんです。」
おわりに
いかがでしたか?家事育児と仕事の両立は、決して簡単ではありません。でも、少しずつ工夫を重ねていけば、必ず道は開けます。
大切なのは、自分にとって何が大切かをしっかり見極めること。そして、完璧を目指さず、できるところから少しずつ改善していくこと。全部やろうとすると必ず失敗します。まずは1つか2つ自分の生活に取り入れてみてください。そして、少しずつですが、確実に変わっていく自分を感じてください。
そして、全部を一人で抱え込まずに家族に話して協力しながら、家事育児と仕事を両立しましょう。
あなたの挑戦を心から応援しています。一緒に、新しい一歩を踏み出しましょう!
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