人生が変わる3つの習慣|仕事も家庭も充実させる方法

「もう22時なのに食器が洗えてない
「仕事もこのまま続けていて平気かな?」
「焦って子どもに怒ってしまう…」
こんなお悩みはありませんか。

実はあなただけじゃなく、多くの人が時間に追われています。
時間に追われる毎日のせいで、心にも余裕がなくなり、イライラしたり焦ったり。

実は僕も以前は同じ悩みを抱えていました。

理学療法士として病院に勤務していましたが、後輩の指導や業務の増加に追われ、完璧を求めすぎて自律神経失調症で体調を崩しました。仕事と家庭の両立どころか家庭崩壊寸前に陥っていたのです。

そこからの3~4年間は、療養のために最低限の生活で人生を過ごす日々が続きます。本当に人生が終わったような絶望を味わいました。

でも、そこから「あること」に気づいて人生が変わりました。
実は習慣をほんの少し変えるだけで、あなたの時間は簡単に増やすことができちゃうんです。 今回は、『時感術』メソッドの中から、特に効果的な3つの習慣をご紹介します。

目次

なぜ、いつも時間に追われてしまうのか?

実は「忙しい」というのは、タスクが多いと「事象」を表現しているわけではなく、「感情」を表現しているにすぎません。

こんな経験はありませんか?

・調べものでスマホを開いたら、気づけば1時間SNSを見ていた
・家事をしながら育児、さらに仕事のことも考えて、結局どれも中途半端に
・やるべきことリストが多すぎて、何から手を付けて良いかわからない
・常に完璧にこなさないといけないと考えている
・夜は疲れているのにダラダラスマホを見てしまう

このようなことが積み重なると途端に「忙しい」「時間に追われる」と言った感情が出てきます。

これらは情報があふれる現代社会において出てきた感情なのです。

時間は管理して増やすではなく、感じて増やす

実は、時間管理の考え方自体を変えると人生が変わります
時間を管理するとは目に見える細かい部分を整えているにすぎません。

例えば、カレンダーアプリの空いている部分を予定で埋める。
一見すると、すごく充実した時間を過ごしていたように感じるかもしれませんが、あくまでも予定を埋めただけ。

大事なのは
どんな時間を過ごしたのか?
どんな時間を積み重ねるか?
どんな習慣を作っていくか?

たとえ1時間でも、その感覚が変われば、時間に追われる感覚から解放されるのです。
では、早速人生が変わる3つの習慣をご紹介していきます。

1.「やらなくちゃ」を手放す習慣

僕たちの行動には本来「やりたいこと」と「やりたくないこと」の2種類しかありません。
子供たちを見てください。
「やりたいこと」に一生懸命
「やりたくないこと」を避けて過ごしていますよね。

しかし、多くの大人が成長するにしたがって「やらなくちゃ」という第三の選択肢で迷っています。

僕も以前は「できる人間」を演じようとして、すべての仕事を完璧に「やらなくちゃ」と思っていました。 その結果、心も体も限界まで追い詰めてしまったのです。

  • 仕事はミスなく「やらなくちゃ
  • 共働きだから家事もシッカリ「やらなくちゃ
  • 休日は子どもと「遊ばなくちゃ

この「やらなくちゃ」の正体。実は…
「やりたくないけど義務感・責任感・罪悪感でやっている」
「やりたいけど不安を感じながらやっている」状態なのです。

ここまで分かると後は簡単!
日常生活にひそんでいる「やらなくちゃ」を見つけて「やりたいorやりたくない」に仕分けていくだけ。

「やらなくちゃ」が口ぐせになっている人はぜひ、試してみてください。その背景の感情が分かるようになってくると心の重しが軽くなりますよ

人生を変える実践ポイント

「やらなくちゃ」という考えがよぎったら「なぜ、そう思うの?」と問いかける
「やりたい」「やりたくない」に分類する
「やりたくない」は少しずつ手放していく

2.睡眠を最優先する習慣

「子どもが寝てから家事」
「明日の準備のために夜更かし」
…こんな生活を続けていませんか?

その結果、睡眠時間が減ることで集中力が落ち仕事のミスが増え予定よりも時間が必要になるという悪循環に陥ってしまいます。

睡眠時間を削減することは、実は最大の時間の無駄遣いにつながっているんです。
なぜなら、睡眠不足は以下のような悪影響があることが分かっています。

  • 集中力の低下
  • イライラの増加
  • 作業効率の悪化
  • 判断力の鈍化

では、なぜ睡眠時間が削られてしまうのか?
答えは⇒「1日最後のイベントが睡眠だから

日々、タスクに追われていると大事な睡眠時間が押し出されてしまうんです。

そうならないために「睡眠時間」から1日のスケジュールを組み立てる必要がありますね。

人生を変える実践ポイント

・寝る時間と起きる時間を先に決める
・平日と休日の起床時間差は2時間以内に
・ときには家事が残っても潔く就寝して翌日に

    3. 「幸福の時間」を作る習慣

    編集者の柿内尚文さんは著書「このプリン、今食べるか?我慢するか?(飛鳥新社)」のなかで時間を「幸福」「投資」「役割」「浪費」の4つに分類しています。

    僕も大変感銘を受けたのでこの4分類を使わせていただいていますが、面白いことに僕の講座に来られる方の多くは、「役割の時間」(仕事・家事・育児)が大半を占め「幸福の時間」がほとんどないという状態です。

    ある受講生は「子育てや家事に追われ、自分の時間なんて贅沢だと思いました」と話してくれましたが、時間の使い方を変え「幸福の時間」を作ることで、家族との時間もより充実しましたと教えてくれました。

    では「幸福の時間」とは何でしょう?

    ある人にとっては「お酒を飲んでる時
    別の人にとっては「子供と過ごす時間

    さらにはその時の状態によって同じ行動をしていても分類が変わることもあります。

    大事なのは「どんな意識でその時間を過ごすか」です。

    人生を変える実践ポイント

    ・どんな時間にするか決める
    ・意識して時間を過ごす
    ・1日の最後にふり返る

    最後に:小さな一歩から始めよう

    完璧な時間管理を目指す必要はありません。
    というよりも完璧などと存在しません。

    僕自身が失敗続きの人生の中で気づいたのです。
    大切なものは、自分の感情に寄り添いながら、無理のない範囲で少しずつ変化を作っていくこと。

    まず、こんな感じで小さな一歩から始めてみましょう⇩

    ・今週末、1時間だけでも自分の好きなことをするじぶん時間を作る
    ・夜22時までに寝る習慣を始める
    ・家族に1つだけ、家事を任せてみる

      あなたの時間は、あなたのもの。
      時間の使い方を変え続ければ習慣になり、人生が変わります。

      「人生とは時間の使い方」といっても過言ではありません。一瞬一瞬の積み重ねが人生ですから。

      あなたらしい時間の使い方を見つけることで、仕事も家庭も、そして何より自分自身も大切にできる生活が進みます。僕がそうだったように、きっとあなたの習慣も3つのポイントで素敵に変わるはずです

      今日から、あなたも新しい習慣づくりを始めてみませんか?

      目次