こんにちは。1日が26時間に増えちゃう時感術コーチのえびちゃんです。
日々生活している中で
・正社員は安定してるけど、将来が不安。
・子供も少し大きくなってきたし、改めて何かに挑戦してみたい。
・会社も副業解禁になったし、始めてみようかな!
そんな思いがあったりしませんか?
今回は、正社員として働きながら副業を始めたい皆さんに向けて、僕が過去に実践したことを含めてアドバイスをお届けします。
なぜ正社員と副業の掛け合わせがベストなのか
最近、僕は起業家仲間からの話を聴くことが多くなりましたが、全員が口をそろえて言うのは「いきなり正社員を辞めて起業するな」ということ。
もしかしたら起業初期からいきなり成功する人もいるかもしれません。
ですが、会社からの給料がなくなり、保険料も自分自身で払い、安定しない収入の中で心を穏やかに保つことは意外と難しいものです。特に、家族がいる場合は慎重に検討したいですね。
そこで僕がおススメするのが、正社員を続けながら副業を始める方法です。
これには以下のメリットがあります:
・安定収入を確保しながら新しいことにチャレンジできる
・自分にあう副業が見つかるまで失敗リスクを最小限に抑えられる
・会社の福利厚生を継続して受けられるので長期に挑戦できる
僕は理学療法士として病院に14年間勤務しながら、2021年から副業を始めました。
最初の2年間は月収わずか333円でしたが、着実に経験を積み、2023年9月に月収44万円を達成。その後、安定的に月収50万円以上を稼げるようになり、準備を整えてから独立を果たしました。
このように、正社員を続けながら副業で実績を作り、将来の選択肢を増やしていく方法が、家族がいらっしゃる方には特におすすめです。
本業の労働時間を短縮するための具体的な方法
毎日、本業が残業続きの中で副業を継続するのはとても大変なこと。できるだけ、定時で業務を終えて、有給なども有効活用したいですよね。
その時には以下の3つのポイントに注目してください:
① 仕事の優先順位付け
「やらなくちゃ」という思考から脱却することが重要です。実は私たちには「やりたいこと」と「やりたくないこと」の2つしかないのに、「やらなくちゃ」という第三の選択肢を作ってしまっているのです。
まずは今の仕事を以下の2つに分類してみましょう:
・本当に自分がやる仕事
・誰かに依頼できる仕事
② 業務の効率化
実は「できる人」ほど仕事を抱え込みがちです。理由はすべてを自分でやろうと考えてしまうから。しかし、抱え込みすぎるほど時間は奪われていきます。「できる人」だからこそ、周りを信頼して仕事も任せてみましょう。
具体的な改善方法:
・定型業務はマニュアル化する
・同僚との業務分担を見直す
・必要に応じて外注を検討する
マニュアルが苦手な方も多いかもしれませんが、複数人で業務を行う場合には「誰が・何を・いつまでに・どうやって」やるのかを共有しておかないと、むしろ時間がかかってしまいます。
マニュアル作成後は、自分で使う、マニュアル作りに携わっていない人に実践してもらい、導入するのが良いでしょう。
③ 残業時間の削減
「周りの目が気になって定時で帰れない」という声をよく聞きますが「他人の波に乗らない」ことが一番大事です。
副業を成功させるために一番必要なものは何といっても時間。周りに仕事を押し付けるのを推奨することはできませんが、ゆっくり仕事を終えたい人に合わせる必要もありません。
残業削減のコツ:
・時間単位で仕事を区切る
・会議時間を短縮する
・「締め切り期日」を把握して翌日に回せる業務を確認する
・上司と定期的に業務量を相談する
副業時間を作るための実践的なアプローチ
では、具体的にどうやって副業の時間を作ればよいのでしょうか。「時感術」の考え方を参考に、3つのステップで解説します。
① 時間の視える化
そもそも時間とは何でしょう?
時間とは過去⇒未来、もしくは未来⇒過去への流れのこと。実際に流れを目で見ることが難しいので、僕らは時計など目で見える道具をつくり出して時間を視える化しています。
ただし、ここでの視える化とは時計とは少し違う概念です。あなたが過ごした時間がどうだったかをラベル付けするということ。
僕は柿内先生の「このプリン、いま食べるか?ガマンするか?(飛鳥新社)」を参考にさせていただいています。
まずは現状把握として、自分の時間の使い方を以下の4つに分類してみましょう:
・幸福の時間:やりたいことをして喜びを得られる時間
・投資の時間:目的のために努力している時間
・役割の時間:やらなければいけないことをしている時間
・浪費の時間:無意識に過ごしてしまう時間
実際、講座生にも記入してもらいますが多くの人は「幸福の時間」が圧倒的に少なく、「役割の時間」や「浪費の時間」が多い状態となっています。幸福・投資の時間を増やしていくことを意識しましょう。
② 睡眠時間の確保
「タスクが終わるまで寝ない」という考え方は危険です。理由は翌日のパフォーマンスが下がったり、心身を害するなどデメリットの方が多いから。
僕はスケジュールを6割から8割で組むことを推奨しています。たしかに、行動量が高い人ほど早く成果が出るかもしれません。ですが、副業は長期的に継続させるものですので、予定を詰め込みすぎず余白を持たせることで、突発的な出来事に(病気や急用)も対応しながら進めてみましょう。
具体的な実践方法:
・就寝時間と起床時間を先に決める
・平日と休日の起床時間の差を2時間以内に抑える
・週に1-2回は意図的に「余白の時間」を作る
③ 「やりたいこと」から始める
僕が副業を始めたのは本業で4時間の往復通勤をしている時期でした。
「なぜ、継続できたのか」そう聞かれたときに必ず答えているのは「やりたいことから始める」ことです。好きなことであれば、「頑張る」という感覚なく自然と時間を作れるようになります。
さらに、時間確保をするコツを簡単にまとめると以下の通りです:
・朝型や夜型など、自分に合った時間帯を選ぶ
・家族の理解を得て、定期的な副業時間を確保する
・スキマ時間を活用する
実際に講座生の声として、「時感術」を実践することで、1日2時間程度の時間を新たに作り出せたと感想をいただいています。
■おわりに
副業を始めることは、決して簡単ではありません。しかし、正しい方法で取り組めば、必ず道は開けます。
より詳しい内容は、『1日が26時間に増えちゃう魔法の時感術』(電子書籍)で解説しています。また、より実践的なアドバイスが必要な方は、オンラインセミナーを開催しておりますので、副業に興味をお持ちの方、時間をもっと増やしたい方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。